Obsidian を 1 ヶ月使ったのでその振り返りをした

5/28頃から Obsidian を使ってみてそろそろ 1 ヶ月が経過したので一度使ってみた感想をまとめてみた。
特に深い意味はないが、AAR (After Action Review) のスタイルで振り返る。

TL;DR

  • 便利なので引き続き Obsidian を仕事と私生活の両方で使っていく。
  • 気軽にアウトプットできるという点に一番のメリットを感じている。
  • ZettelKasten で期待されるような "ボトムアップ思考で新しい何かが閃いた" みたいなことは今のところないが、定期的にプロジェクト化するなどしてもう少し過去のノートを振り返りやすい環境を作れば起きるかもしれないので、この辺りを今後は意識する。
  • ノートの分割単位やファイル名などは運用していく中で少しずつ改善されていく。

本記事で取り扱う内容/取り扱わない内容

取り扱うこと

  • Obsidian を 1 ヶ月使ってみた感想やよかった点、改善点

取り扱わないこと

  • Obsidian についての説明やその設定、使っているプラグインの情報など
    これらについては、また別途記事を執筆予定

本記事で取り扱う用語の簡単な解説

Obsidian は調べれば大量に出てくるので説明は割愛。
一言で言うと、軽量で検索性に優れたメモツール。

AAR についても調べれば出てくるが、簡単に説明すると US Army 発祥のプロジェクトやイベントの振り返り、改善をするためのフレームワークで、主に以下の 4 つの質問に回答することで効果的な振り返りを行う。

  1. 何を期待していたか?
    プロジェクトやイベントの目的や目標、計画を明確にします。
  2. 実際に何が起こったか?
    実際の出来事や行動、結果について振り返ります。
  3. うまくいった点とその理由は?
    成功したことや良かった点、その要因を特定し、分析します。
  4. どのように改善できるか?
    うまくいかなかった点や課題を明らかにし、その原因を探り、今後の改善策やアクションプランを話し合います。

振り返り

"1. 何を期待していたか?" と "2. 実際に何が起こったか?" について振り返り、その後残りの部分について振り返りを行う。

1. 何を期待していたか? および、 2. 実際に何が起こったか?

  • 何回も同じことを調べるという行為を無くしたい
    • これは明確に減った
    • ただ、その理由はメモ時に内容を要約してアウトプットしているからだと思う
  • 特にPerplexityをはじめとするGenAIツールに同じことを何度も聞いている(仕事/私生活問わず)ように感じていたため、これを解消したかった
    • 内容によるが基本減った気がする
    • 1つ目の内容と同じだが、ノートを見返していると言うよりは要約するタイミングで頭に入っていることが原因な気がする
  • 自分の理解をまとめた独自マニュアルみたいなものを作るのは好きなので、それをいい感じにできるかもしれないと思っていた
    • この作業は楽しくてついやってしまうが、本当にこのマニュアルが日の目を浴びるのか不明のため、工数的に良いのかは今のところ微妙
  • どこに書いたっけ状態の解消(検索性への期待)
    • 基本無くなった
    • たまに同じようなタイトルのノートが複数存在することがあるのでそこで悩むことがある
  • 実態はテキストファイル(.md) なので、移行・管理もしやすそう
    • これはかなりいい
    • ファイルサイズも軽量でローカルなのでアクセスも早い
  • GenAI との相性がいいとか聞いた
    • VSCode から Cline で編集させるとかもやったが、あまり使ってない
    • tags がぐちゃぐちゃだったり、ファイルの分ける粒度が微妙なので、この辺りの改善に今後使いたい
  • グラフビューかっこいい
    • たまに見ると満足感は得られるが、具体的に何か有効活用はできていない
  • その他
    • 一方で、時間は結構かかってる
      • 使ってないメモの割合も結構高い
      • Obsidianでできることの範囲が広すぎて、たびたび運用に悩む
    • ZettelKastenで当初期待していたような相乗効果みたいなのは今のところ感じられていない
    • tagsの規則が適当すぎる
    • tags つけているがタグベースの検索をあんまりしていない

うまくいった点とその理由は?

  • インプットが過多になりがちなので、アウトプットの機会ができたのが今のところ一番良い点だと感じる
  • 仕事で言うと、たまにしか発生しないオペレーションについてどこに書いたかすら忘れそうなものもObsidian上で探せば必ず見つかるという状況になったのは検索性の面で非常にいい
  • 検索性能が高く、またファイルがローカルにあるので単純に情報にアクセスしやすい

どのように改善できるか?

  • 同じようなタイトルのファイルがたくさんあってどこに書いてあるのか、、的なことはあるのでファイルタイトルを気をつける
    • 一方でそういったことに意識しすぎるとメモのハードルが高くなるという問題もあるので、この辺りのバランスは気をつける
    • ZettelKastenの考え方にこういうのあった気がするのでまた調べておきたい
  • Inbox が肥大化しすぎているのがZettelKasten的な相乗効果が得られない原因な気がする
    • 定期的にInboxの中身をtagベースとかでプロジェクト化(フォルダ化)する
  • Inboxの中身を色々見るという機会はほぼない
    • Inbox の肥大化が解消されてからどうなるか観測する
  • 1 つの file に入れる情報量をもう少し落としてもいい気がする(ファイルタイトルと中身が一致しないケースがしばしば存在する)
    • これは一つ目の問題と同じだが、タイトルを適切に設定すれば解消されそう
    • 慣れの問題もあり、最近作ってるファイルはこの問題起きてない傾向にある気がする